日本磨き合い通心5月号の内容「微生物は神様?」
今年の季節は前倒しになったようでいつもの年よりの緑が濃く感じ、この帳尻は長い夏で合わせるのでしょうか。
そんな緑やこの地球上の全生命を支えているのが微生物。
生態系の最終的な分解作業をし、地球の浄化作用を引き受ける微生物は生態ピラミッドの土台になっていて、
さらに微生物から進化してあらゆる動植物を作り出したそうです。
その微生物を無理に変化させたり殺しているのが、人間によって作り出された化学薬品で殺菌系の合成化学洗剤・農薬・除草剤等でダメージを与えています。
昆虫が激減していることにも関係していることでしょう。
例えば水を浄化するバイオコロニーは護岸工事とともに上記の殺菌系合成洗剤・柔軟剤・農薬等々の薬剤が流れ込むことによって微生物が住みづらくなり河川や砂浜の浄化も失うことになります。
微生物とは、要は目に見えないくらい小さな生き物のことで細菌(バクテリアなど)・菌類(酵母・真菌など)・微細藻類・原生物(アメーバなど)・ウイルス等々ですが、ウイルスはコロナ騒ぎで言われた通り宿主に取り付いて初めて生きるので、生物とは言えない生き物(?)ですね。
その微生物とともに共生しているのが人間、否人間と共生しているのが微生物。
そうです。
マイクロバイオームです。
すでにどなたか投稿されている内容でしたら復習だと思ってください。
近年このマイクロバイオームの研究が進んできてヒト・マイクロバイオームは細菌が一般的らしいです。
人間はヒトの細胞37兆個(誰も数えたことはないと思います)と、なんと!約1000種類100兆個の非ヒト細胞(微生物)で構成されていて共生しているというからすごくありませんか。
腸内フローラなどで一般的になった微生物ですが、研究が進んだとはいっても数百万種のうち1%も分かっていないそうです。
「常在菌」などといっていますが私たちは常に微生物のDNAと一緒になって動いています。
マイクロバイオームは新たに発見された人間の臓器という学者もいるそうです。
マイクロバイオームのほとんどは
大腸・小腸・胃に住んでいます。
『腸は第2の脳』といわれているのはマイクロバイオームのことかもしれません。
腸内細菌は幾つかの精神疾患との関係が指摘されていて、うつ病や統合失調症・自閉症などの患者では腸内微生物の組成が大きく変化しているそうです。
健康や幸福・気分・寿命・体重を決定付けるのにも非常に大きな役割を果たしていることが証明されたそうです。
ピロリ菌は嫌われていますが、何か意味があるのかもしれませんね。
(人間はこの微生物群がなければ生存が難しいのに、必要以上の手洗いマスクは…)
そして、この常在菌のバランスを整える能力がある物資が重曹です。
重曹には殺菌能力は有りませんが、
静菌能力があります。
『静菌効果』とは
微生物を殺さず、
増殖や発育を抑えることを言います。
この静菌効果が掃除に重曹を利用することによって、常在菌をバリアとしてまとっている人の肌にとっても、汚水の処理においても安心して使用できる理由なのです。
静菌については、殺菌・除菌・抗菌などと比較すると注目度は弱いです。
しかし、安全安心を謳えるのも静菌効果があってこそなのです。
スタイリッシュグリーンは通常の重曹の10倍の能力を秘めているとのこと。
使ってみてください。