2023年の目標「エコマークの取得」(日本磨き合い通心1月号)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

いきなりですが、弊社の今年の目標を表題のように決めました。
弊社にとってかなりハードルは高いのですが挑戦します。応援よろしくお願いします。

さて、昨年9月号の初稿に清掃・掃除について私見を述べさせていただきましたが、今回は新年なので角度を変えて再考してみました。

清掃は広い範囲と記しましたが、人の周り自然や建物、人間の肉体的精神的環境の保全とも言えます。
掃除は、正月など神を迎えることやイベントなど新しいことを始める準備だったり、その後の静寂や平穏を取り戻すことかもしれません。

私たちが関係する清掃の分野・業態は、本当に多岐にわたります。分類だけで一冊の本になるかもです。
そして、一人一人の考え方バックボーンや目的によって、どんな形態・業態の清掃・掃除をめざすのかに繋がると思います。

目的・目標はあゆみによって変化してゆくものではありますが、掃除の「綺麗にする」は手段であって目的ではないので、自らの目的を決めることは重要だと思います。

掃除の目的に、人の健康を守る・建物の維持管理がありますが、「綺麗にする」ことを目的にしてしまうと、液剤による人体への影響・空気汚染・作業対象物に対してダメージを与えてしまうことは作業に集中するとよくあることかと思います。

こうしたことを防ぐためにも、目的をしっかりと持って汚れの正体・洗剤の正体を理解し対応する必要があると思います。

掃除は汚れを右から左へあるいは変化させ移動させているだけです。

それも排出するときは、何倍もの汚れ(洗剤等)をつけて移動させていることになります。
その過程で人体への影響ほかに留意しどんな清掃・掃除の仕方がよいのか、汚れの行く末まで見据えた対応をしたいものです。

(比叡山大阿闍梨 光永圓道著「心を掃除する」を読んで改めて強く思ったことの一つ)