日本磨き合い通心1月号の内容「掃除の可能性を大きく広げる」

あけましておめでとうございます。

皆様はもう通常業務に入った頃かと思います。

昨年、弊社の掲げた目標

「エコマークの取得」

は、出来ませんでした。

そこで今年も挑戦します!

何度でも挑戦します!

 さて、昨年はコロナ禍明けとなりほとんどが4年前に戻った感じになりました。マスクを手放せなくなった方も多々おられるようですが、ウィルスと免疫力に注目が集まったのも事実です。

同じようにコロナ禍にあって注目されたひとつに掃除が上げられます。

業界にとっては「コロナ禍の光」かとさえ思いました。

マスコミや様々なメディアまで掃除の重要性を訴えていましたし、ゴミ収集車や従事者に光を当てた番組もあったと記憶しています。

さらに、掃除の仕方や洗剤、除菌剤、拭き方までも(多少問題があったが)

取り上げていました。

その事は、掃除業者の認知と地位向上につながり、ソーシャルビジネスではないかと思わせる扱いでした。

しかし、そうした社会の認識を充分理解できていなかったのも、この業界の人たちであるように思うのです。もちろん私もその一人ですけど。

つまり、もっとソーシャルワーカーの面を強く打ち出して、掃除屋になりたいと思わせて人材確保、社会的賃金のアップにつなげることができなかったのは残念です。

近々の値上げラッシュがあったにもから変わらず、なかなか価格転嫁ができていないのが現実であろうと思います。

しかしまだチャンスはあると思います。

例えば皆さんの周りの方へ掃除をしている方を見かけたら「ありがとう」と、声をかけてもらうように依頼するのです。

そうするとなんとなくその気になり、掃除屋になりたいと勘違いの進路を希望する人が出るかもしれません。

掃除の持つ役割や力の中に、個人として整理整頓の重要性を感じた方、家族で出来る数少ない共同作業と感じた方等は、ライフスタイルの見直しにつながっているものと思います。

また地域的には自治会の掃除が中止から、今復活へと活性化されてきてます。

つまり、コミニュケーションの再構築のツールとして掃除を見直していると言うことです。

コロナ禍にあっては、しゃべるな!騒ぐな!近づくな!といったコミュニケーションの分断、断絶が掃除と言うツールを使うことによって再構築できると考えられるからです。

皆さんどう思いますか?

一緒に考えてみませんか?

何か出来るように思うのですが…。