日本磨き合い通心7月号「環境問題の課題解決」
今年の夏は、昨年からの暖冬でカメムシが越冬して大量発生して困っている地域が多々あるそうです。
皆様のところはどうなのでしょうか。
カメムシくんを北村先生のNFE2で解決するなら大きなビジネスチャンスになりますね。このことは、同時に環境の変化が生態系に影響を及ぼしていると考えられます。
先日、ラジオから地球科学の学者さんのお話がありました。今は間氷期であるから本来の氷期に向かっていく途中なので問題ない。と話すのが流れてきました。メモを取りながら聞いていると
「確かに!」と納得する事もありました
地球の46億年の歴史から見れば人類はホモサピエンスになってからまだ20万年程度で、全世界に移動して5万年位しか経っていない。
それなのに今の環境は確かに自分たちが引き起こしているのかもしれないが、地球自体や宇宙からのプレゼントからすれば大騒ぎする事は無い。と言う(何者かに踊らされているに違いないと言う陰謀論が飛び出した時は驚きました)
氷期と言えばマンモスですが、それが絶滅した謎は決定的な事はまだわかっていない。それを考えるなら、地球上から人類の絶滅があったとしてもおかしくはない。との事。確かに。
太陽は今の形になって30%以上明るくなったと言われています。太陽がエネルギーを使い果たすまで明るくなると予想されるから、地球の平均気温上昇は当たり前であると言うのである。
冷夏と呼ばれた時期が日本でもありました。火山の噴火で太陽の光を遮って米不足になりました。だから、温暖化していくのは氷期に向かうより良いことだと考える人もいます。
果たしてそうでしょうか?
確かに地球は誕生し落ち着いてからはゆっくりと気温上昇を続けてきました。
産業革命前までは10万年周期における氷期と間氷期を繰り返してきました。
しかし、20世紀に入り特に1970年代以降は地球温度の変化がメタンや二酸化炭素などの温室効果ガスが原因で、わずか100年の間にそれまでの上昇に匹敵するほどの温度を上げてしまいました。
特に1990年代半ば以降は高温となる都市が多くなっています。20世紀後半からの温暖化は日射量変動のみでは説明ができなくなってきています。
これは気象庁から出されている本に書いてあったのですが、現在の地球は比較的温暖な間氷期にあり、1つ前の間氷期は11万年以上前であることから、自然の周期的では氷期の始まりにいつ投入してもおかしくないと考えられています。
実際、日射量は北半球では小さい時期に入っています。
しかし、これまでの人間活動によって大気中の温室効果ガス濃度が非常に高いために、氷期の始まりが自然の周期よりも遅れていると考えられています。
今すぐに二酸化炭素の排出をやめたとしても、大気に残る温室効果ガスの影響で今後5万年は氷期の始まりは起こらないと言われてます。(自然界で吸収できる二酸化炭素量を遥かに超えたため)
パリ協定を実現したとしても10万年程度遅れると予想されています。
この約1万年間での全球気温上昇に比べその速度は20世紀後半からだけで約10倍早いそうです。
気象モデルの研究者からは、様々な自然環境による温室効果の計算、気象変化とか、火山噴火等等を入れて、計算しても 20世紀後半の温暖化を説明できないと言われています。
IP CC(気候変動に関する政府間パネル)第6時評価報告書では人間の影響が大気及び陸域を温暖化させてきたことに疑う余地は無い。と結論づけています。
海面の上昇は、グリーンランドの氷が溶けて海面が上昇する事はまずその中にある様々な生物や病原体などがわかっていないこともありますが、海面が上昇すると地下に染みていくので、地下水が塩水化して、飲み水や工業用水に使うことができなくなると考えられています。
台風が大きくなってきてますけども、実は台風の発生するメカニズムもまだよくわかっていないそうです。
気温と密接な関係があるのは確かだそうです。日本に大型の台風が上陸するようになりましたけども、その原因もわかっていません。
さらに気温の上昇が長崎アゲハの生息地が関東地方まで来ています。クマゼミとかもそうですね。
米の収穫量も地域に大きな変化が今現れています。
私達清掃業者は、こうした環境問題を頭に置いておくことにより、小さな行動作業が大きな課題解決に繋がる事を発注者に伝えて発注者の利益を確保する事はできないでしょうか。